窓やサッシの鍵/クレセント錠の交換方法や修理方法を解説!窓の防犯対策もご紹介
窓の鍵/クレセント錠が壊れた際やゆるい際にどう対処したらいいか分からないですよね。
窓の鍵/また、やり方も分からずに自分でクレセント錠を交換すると、サッシ内部の部品が落下しサッシを解体するなど費用と手間が余計にかかってしまいます。
そこで今回は、窓の鍵/クレセント錠が壊れた・ゆるい際に、自分で交換する方法、修理する方法をご紹介します。
また、侵入経路の割合が最も多い窓の防犯対策もご紹介するので、愛車の盗難対策に役立てて下さい。
目次
- 窓やサッシについている鍵の種類
- 窓/サッシの鍵を交換するタイミング
- 窓やサッシの鍵がゆるい時の直し方
- 窓鍵の修理でも解決しない場合は鍵交換をしよう
- 窓やサッシの鍵交換を自分でする方法
- 自分で窓の鍵交換が難しい場合は鍵屋さんに依頼しよう
- 窓の防犯対策で空き巣などから侵入を防止する方法
- 窓の鍵のことなら鍵ロックセンター24にお任せください
窓やサッシについている鍵の種類
窓やサッシについている鍵の種類をご紹介します。
一般の住宅にあるものからビルなどに使われている鍵もあるので、ご自身の窓の鍵と比較しながら、どの種類の鍵かを判断して下さい。
今回ご紹介する窓やサッシの鍵の種類は、下記の3つです。
- ・クレセント錠
- ・グレモン錠
- ・補助鍵
クレセント錠
クレセント錠とは、住宅などにある引き違い窓に多く使用されている鍵で、三日月のような金具がついています。
このクレセント錠は窓を開かなくすることはできますが、正確には防音や気密性を高めるためのものです。
そのため、防犯性は低く簡単に開けられてしまいます。
しかし、中には鍵が付いたクレセント錠もあるので、防犯性が気になる場合は、鍵付きのものに交換するといいです。
グレモン錠
グレモン錠とは、ビルの窓などについている鍵で、レバー上下することで鍵の解錠や施錠ができるようになっています。
クレセント錠はこのグレモン錠の一種になっており、グレモン錠の遮音性も高いです。
グレモン錠は、窓以外にも操作盤やスタジオなどの鍵としても採用されています。
しかし、窓に使われているグレモン錠のほとんどは、鍵がなく、レバーの動きだけで鍵できてしまいます。
そのため、レバーを動かすことができれば簡単に開けられてしまうので、防犯性は低いです。
補助鍵
窓には補助鍵を付けることもあります。
補助鍵には防犯効果があるため、取り付けている方もいるのではないでしょうか。
窓の補助鍵は、レール部分にストッパーのように設置することで、外から窓の鍵を開けられても引き違い窓をスライドできないようにする効果があります。
また、補助鍵には、小さいお子さんやペットが誤って窓を開けて転落するのを防ぐこともできます。
窓/サッシの鍵を交換するタイミング
窓やサッシの鍵に不具合が起きた際に、鍵の修理で解決できるのかそれとも鍵交換が必要なのか、判断しにくいかと思います。
そのため、ここでは窓やサッシの鍵を交換するタイミングをご紹介します。
ご自身の窓の鍵と比較しながら、鍵交換のタイミングを判断してください。
クレセント錠などの窓の鍵がゆるい・取れた時
クレセント錠などの窓の鍵がゆるい時や取れた時は、修理でどうにか元に戻ることがあります。
しかし、クレセント錠の状態によっては、交換が必要になるので注意してください。
窓の鍵のゆるみは、長年の使用によるビスのゆるみや経年劣化で摩耗していることが考えられます。
もし、クレセント錠のゆるみを放置すると、クレセント錠が取れて、サッシの中にある裏板が落下してしまいます。
裏版が落下すると、サッシを分解しなくてはならず費用もかかるので、早めに修理・交換をするようにしましょう。
クレセント錠が回らないなど窓の鍵が壊れた時
クレセント錠が回らない、開かない等窓の鍵が壊れた時も鍵交換が必要です。
15年~20年程使用しているクレセント錠は、寿命がきてしまい回らない、開かないという現象が起こることがあります。
また、中にはクレセント錠にサビや埃が固着して動かしづらくなっているものもあります。
この場合も放っておくと全く動かせない状態になることがあるので、早めに交換するようにしましょう。
窓の防犯性を高めたい時
侵入窃盗の侵入経路として窓は全体の6割近い割合を占めています。
そのため、玄関周辺だけでなく、窓にも防犯対策をする必要があります。
中でも、鍵のついていないクレセント錠等は、窓を割られると外から簡単に開けられてしまうことが多いです。
そのため、鍵付きのクレセント錠に交換することをおすすめします。
鍵付きのクレセント錠は閉めた状態をロックすることができるので、仮に窓を割られたとしても、クレセント錠を動かすことはできません。
窓やサッシの鍵がゆるい時の直し方
窓やサッシの鍵は、使用回数が多くなるほどビス等の部品がすり減ったり、位置がずれたりします。
そのため、窓の鍵がグラグラとゆるくなってしまう現象が起きてしまいます。
そこでここでは、ご自身でもビスの調整ができるように、窓の鍵がゆるい時の直し方、ビスの調整の仕方をご紹介します。
クレセント錠がゆるいときにビスを調整する方法
クレセント錠本体がゆるくグラグラする場合は、クレセント錠を固定している2本のビスを締めなおしましょう。
クレセント錠の種類によっては、ビスカバーが付いているものもあるので、カバーを外してください。
本体のビスを調整する時は、クレセント錠の受けとの位置を調整しておくと、クレセント錠がスムーズに開け閉めできるようになります。
また、受けもビスで固定されているものもあるので、ビスの締め直しを行い調整してください。
グレモン錠がゆるいときにビスを調整する方法
グレモン錠のドアノブ部分がゆるいときは、ドアノブを固定しているビスを締めなおしたり、ドアノブを取り付け直したりすると改善されることがあります。
また、グレモン錠の受けの部分がゆるい場合は、ビスを締めなおすことで改善されるケースが多いです。
この時にグレモン錠と受けの位置を調整しながら、ビスの締め直しを行ってください。
窓鍵の修理でも解決しない場合は鍵交換をしよう
クレセント錠など窓やサッシの鍵を交換する際は、既存の鍵と同じメーカー・型番のものを選ぶと交換がしやすくなります。
しかし、中には廃番になった錠もあるので、その場合は別の鍵か窓のサッシごとの交換になってしまうので注意して下さい。
別の種類のクレセント錠を交換する際は、サイズを測ってから購入する必要があるので注意して下さい。
また、クレセント錠などの窓の鍵がどこで購入できるのか、サイズはどこを測るのかを確認しましょう。
窓の鍵はホームセンター等でも購入できる
窓の鍵はホームセンター等でも購入できます。
既存の窓鍵のサイズを測り、そのサイズに合った物を購入しましょう。
ホームセンターで窓の鍵を購入する場合は、在庫があればすぐに鍵交換に取りかかれるメリットがあります。
しかし、ネット通販の方がグレモン錠やクレセント錠の品数は多いです。
そのため、いろんな種類の窓鍵を探したいという場合はネット通販で探すことをおすすめします。
また、メーカーから既存の鍵と同じ品番のものを直接取り寄せることもできます。
クレセント錠の購入の前にサイズを測る
既存のクレセント錠のサイズを測ってから、新しいクレセント錠を購入する必要があります。
同じメーカー・型番を購入できるならサイズを間違えることは少ないですが、既存のクレセント錠のサイズを測ることでよりサイズ間違いを防ぐことができます。
クレセント錠のサイズを測る場所は、下記の3つです。
①高さ
クレセント錠の取り付け面から、フックになっている部分までの幅を測ります。
②引き寄せ幅
クレセント錠を固定しているビスの中心から、クレセント錠の曲線の端までを測ります。
③ビスピッチ
クレセント錠を固定する2本のビス同士の中心の間の距離を測ってください。
ビスカバーが付いている場合は、カバーを外して測るようにします。
窓やサッシの鍵交換を自分でする方法
自分で窓やサッシの鍵を交換する方法をご紹介します。
クレセント錠とグレモン錠のそれそれぞれの交換方法をご紹介するので、参考にしてみて下さい。
しかし、自分で窓の鍵を交換する際は、部品の紛失や取付の失敗が起きる可能性があるので、不安な方は鍵屋さんに依頼しましょう。
クレセント錠を自分で交換する方法
クレセント錠を自分で交換する方法をご紹介します。
交換の際は、クレセント錠のビスの裏側にある裏板を落下させないように注意しましょう。
もし裏板を落下させてしまったら、サッシを分解して裏板の位置を調整しないといけなくなるので注意が必要です。
裏板を落下させない方法も含めて、クレセント錠の交換方法をご紹介するので参考にしてください。
クレセント錠を自分で交換する方法
1.既存のクレセント錠の下ビスを外す
まず、既存のクレセント錠の下のビスを完全に外します。
この時、上下のビスを同時に抜かないでください。
裏板が落下しないように、上下どちらか一方のビスは閉まっている状態にしておくようにしましょう。
2.既存のクレセント錠の上ビスを緩める
次に、既存のクレセント錠の上のビスを少し緩めます。
この時、ビスは完全に外さないでください。
もしビスを完全に外してしまうと、裏板が落下してしまいます。
3.新しいクレセント錠の下ビスを仮止めする
次に、新しいクレセント錠の下ビスを仮止めしてください。
この時、新しいクレセント錠の向きに注意して取り付けましょう。
4.既存のクレセント錠の上ビスを外す
新しいクレセント錠の下ビスが仮止めされていることを確認したら、既存のクレセント錠の上ビスを外しましょう。
これで既存の鍵は完全に取り外したことになります。
5.新しいクレセントの上ビスを仮止めする
次は、新しいクレセント錠の上ビスを仮止めましょう。
この時点でもしクレセント錠の向きが反対になっている場合でも、絶対に上下両方のビスを同時に外さないで下さい。
向きを直す際は、上下どちらかのビスを先に外して、ビスだけをまた取り付けて下さい。
6.クレセント錠の位置を調整してビスを固定する
クレセント錠を締める際に受けと本体がちょうどの位置になるように、高さなどを調整しましょう。
位置の調整ができたら、クレセント錠のビスを本締めして終了です。
本締めした後もクレセント錠に不具合がないか確認しましょう。
グレモン錠のハンドルを自分で交換する方法
ここでは、自分でグレモン錠を交換する方法をご紹介します。
種類によっては今回紹介する方法でハンドルの交換ができないケースもあるので注意して下さい。
グレモン錠は、ビルなど、ベランダのない窓につけられていることが多く、交換作業を行う際に誤って部品を地上に落下させてしまう可能性が高いです。
また、2階以上など窓の外に足場が無い状態では、転落の危険性もあります。
そのため、グレモン錠のハンドル以外の部分も交換する際は、鍵屋さん等の業者に依頼してください。
グレモン錠のハンドルを交換する方法
1.グレモン錠のレバーハンドル部分のビスを外す
レバーハンドルや台座を固定しているビスを外します。
この時ハンドルのビスを落とさないように注意してください。
また、転落する恐れもあるので、少しでも難しいと感じたら業者に依頼してください。
2.新しいグレモン錠のレバーハンドルを取り付ける
次に新しいレグレモン錠のレバーハンドルを取り付けます。
部品を落とさないようにビスを締めて終了です。
最後に正常に閉まるか確かめて下さい。
自分で窓の鍵交換が難しい場合は鍵屋さんに依頼しよう
窓の鍵を自分で交換するのが難しい場合は、鍵のプロである鍵屋さんに依頼しましょう。
自分で窓の鍵交換をすると、交換する鍵の種類やサイズの間違い、取り付け位置のミスが発生しやすいです。また、一度購入した鍵は原則返品できません。
そのため、窓の鍵交換に失敗してしまうと、お金も時間も無駄にかかってしまいます。
しかし、鍵屋さんに依頼すると、鍵の選定から鍵交換作業までその日の内に行ってもらえます。
また、防犯性の高いクレセント錠への交換の際も、要望に合った鍵を提案してもらえるので鍵に詳しくない方でも安心です。
鍵ロックセンター24では、窓の鍵交換にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
窓の防犯対策で空き巣などから侵入を防止する方法
空き巣などの侵入窃盗犯は、窓から侵入してくるケースが多いです。
そのため、どうしたら窓からの侵入を防ぐことができるのかをご紹介します。
窓の防犯対策は、複数行うことでより効果が期待できるので、可能な範囲で複数の防犯対策を行いましょう。
- ・鍵付きのクレセント錠に交換する
- ・窓に補助鍵を取り付けてストッパーの役割をさせる
- ・防犯ガラスや防犯フィルムを貼る
- ・窓用の防犯アラームを設置する
- ・窓に柵や格子を取り付ける
鍵付きのクレセント錠に交換する
クレセント錠を鍵付きのものに交換すると、窓を割られてもクレセント錠が開けられないので侵入されにくくなります。
暗証番号タイプの鍵付きクレセント錠も販売されているので、鍵紛失が心配な方でも安心です
しかし、自分で鍵付きクレセント錠に交換すると、クレセント錠のビスの裏板を落としたり、位置の調整が正確じゃなかったりします。
交換作業に不安がある際は、鍵ロックセンター24はクレセント錠の交換にも対応していますので、気軽にお電話ください。
窓に補助鍵を取り付けてストッパーの役割をさせる
窓に補助鍵を取り付けて、引き窓のストッパーの役割をさせましょう。
もし外から窓を割られクレセント錠を開けられても、引き窓は補助鍵で開けられないようになります。
そのため、補助鍵を設置している窓は、空き巣等に侵入されにくいです。
窓の補助鍵には、レールの部分に取り付けるタイプや窓の障子部分に両面テープで貼り付けるタイプ等があります。
また、補助鍵には1000円以内で購入できるものもあるので、気軽に導入しやすいというメリットもあります。
防犯ガラスや防犯フィルムを貼る
既存の窓ガラスを防犯ガラスに交換したり、防犯フィルムを貼ったりする方法もあります。
防犯ガラスや防犯フィルムを貼られている窓は、ヒビが入ることはあっても、簡単に割ることができません。
そのため窓ガラスを割る時間が長くなり、犯行を諦めさせる効果があります。
しかし、防犯フィルムはプロが正確に貼らないと効果が薄れてしまうので、DIYではなく、業者に依頼することをおすすめします。
鍵ロックセンター24では、防犯フィルム等の防犯グッズ、設備の設置も行っていますので、気軽にご相談ください。
窓用の防犯アラームを設置する
窓用の防犯アラームを設置することで窓の防犯性を高めることができます。
防犯アラームには、窓が割れる等の衝撃を検知した際に鳴る物や引き戸窓が開いた時に鳴る物など種類も様々です。
これら窓用の防犯アラームは、音によって犯行を目立たせる効果があるので、犯行を途中であきらめさせることができます。
また、防犯アラームが設置されているだけで犯行の抑止力にもなるのでおすすめです。
ある通販サイトでは、2000円前後~の価格で販売されているものもあるので気軽に設置できます。
窓に柵や格子を取り付ける
窓の防犯性をより高めるために、窓の外に柵や格子を取り付けることもおすすめです。
空き巣などの侵入窃盗犯は、時間がかかる犯行を避ける傾向にあります。
また、窓に格子等が設置されているだけで、ターゲットの対象から外れやすくなります。
しかし、格子の中でもドライバーで簡単に外れるものは防犯効果も低くなるので注意しましょう。
CPマークの付いた格子だと防犯性も高いのでおすすめです。
窓の鍵のことなら鍵ロックセンター24にお任せください
窓の鍵のことなら鍵ロックセンター24にお任せください。
当社では窓の鍵の交換にも対応しており、24時間全国で営業していますので緊急の場合でもすぐに駆けつけて、窓の鍵を交換することができます。
また、窓鍵の取り付けや交換以外に、クレセント錠やグレモン錠などの修理も可能です。
防犯性の高い窓鍵への交換も対応していますので、気軽にご相談ください。