車のインロック/インキーの開け方や原因、費用、対策等を詳しくご紹介

車の鍵を車内に忘れて、インロック/インキーしてしまった際にどうやって開けたらいいか分からないですよね。

中には、焦って無理に車の鍵を開けようとし、愛車を傷つけてしまう方も多いです。

そこで今回は、車のインロック/インキーをした方に、インロックを自力で解除する方法や費用、インキーの原因と対策などをご紹介します。

また、大切な車を安全かつ確実に早く開ける方法も解説するので参考にしてください。

インロック/インキーとは？

インロックとは、車の中に鍵がある状態で施錠され、車外から車のドアを開けられない状態のことです。

インロックと同じ意味であるインキーや鍵閉じ込めという言われ方をすることがあります。

近年では、鍵を持たずに施錠・解錠できるスマートキー等が普及し便利になった反面、鍵を車内に忘れて、知らぬ間にインロックになるケースも多いです。

　

車をインロックしまった際に必ず注意すべきこと

車のインロックをしてしまったら鍵を開ける前に必ず注意しないといけないことがあります。

注意すべき点は下記の2つです。命に関わることもあるので、必ず確認してください。

　

子どもやペットが車内に閉じ込められたら危険

車の鍵をインロックした際に、車内に子どもやペットがいる場合は注意が必要です。

子どもやペットは、夏の炎天下や冬の寒さ等では車内の温度に耐え切れず熱中症や凍傷等を引き起こす危険性があります。

そのため、車内にいる子どもやペットが長時間閉じ込められている際は、鍵屋さんに依頼して鍵を開けてもらいましょう。

インロックの開け方で差し金等を使う方法は故障の原因になる

インロックをした際に、昔はピッキングや差し金等をドアの隙間に入れて鍵を開ける方法などで運よく開けることができました。

しかし、現在の車は、防犯性の向上により、差し金等で開ける方法では難しくなっています。

また、鍵の知識や車の構造などを熟知しているプロでないと鍵開けができないだけでなく、故障や破損の原因になるのでやめましょう。

車のドアや鍵等を壊してしまうと、修理に高額なお金が無駄にかかってしまうので、鍵屋さん等に依頼してすぐに開けてもらうことをおすすめします。

安全かつ確実に車のインロックを開けるには出張鍵屋さんに依頼しよう

車のインロックをしてしまったら、大切な愛車をどうにか傷つけずに開けたいですよね。

もし安全かつ確実に車のインロックを開けたい場合は、出張鍵屋さんに依頼することをおすすめします。

出張鍵屋さんでは、技術のある錠前技師がピッキング等の手法を用いて、鍵穴や車体を傷つけずに鍵開けが可能です。

さらに、鍵が１本もない状態でも鍵穴から合鍵を作れるので、合鍵を作成し安全にインロックを解除することもできます。

鍵ロックセンター24では、国産車や外車など、ほとんどの車種の鍵開けや鍵作成に対応しており実績も豊富です。

また、日本全国に24時間365日出張可能なので、「愛車を傷つけたくない方」や「すぐに車を使いたいという方」は、当社に気軽にお電話ください。

車のインロック/インキーを自力で開ける方法

ここでは、車のインロック/インキーを自力で開ける方法をご紹介します。

自力で開ける際は、時間がかかったり、難易度が高いものだと開かなかったりする場合が多いので注意してください。

インロックを自力で開ける方法は下記の4つです。

　
　

スペアキーを使って車の鍵を開ける

スペアキーを使えば、確実にインロックを開けることができます。

また、特殊な技術や工具等も使う必要もないので、車を傷つけずに簡単にインロックを開けることが可能です

そのため、家が少し遠くても、時間はかかりますがスペアキーを自分で取りに行くか、家族や知人に持ってきてもうことをおすすめします。

しかし、旅行先や仕事中等、簡単にスペアキーを取りに帰れない場合や急ぎで車が必要な場合は、鍵屋さんを呼ぶといいです。

テニスボールを使って車の鍵を開ける

この方法は、昔の車でドアロック部分が上下に動かして開け閉めするタイプだと運よく開くケースがあります。

しかし、現代の車だと対策済みでほぼ開かないので別の方法を試しましょう。

手順は、下記の通りです。テニスボールとカッター等の切れる道具を用意して行ってください。

① 硬式テニスボールに鍵穴くらいの大きさの穴をあける

② 鍵穴にテニスボールの穴部分を当てる

③ テニスボールを勢いよく潰し、鍵穴に空気圧をかける
（手のひらで強く速く押すイメージ）

③を繰り返し鍵穴に空気圧をかけると、鍵内部の部品が動き、運よく鍵が開くかもしれません。

この方法は難易度が高いので、何回しても開かない場合は、早めに諦めることをおすすめします。

ハンガーを使って車のインロックを開ける

窓が少し開いているならハンガー等を使って解錠できる可能性があります。

この方法は窓の開き具合等によって時間がかかったり、成功できなかったりするので注意して下さい。

また、周りから見たら泥棒と思われるリスクもあることを理解しておきましょう。

手順は下記の3つです。

① ハンガーをのばして、車内のドアロックを引っかけられるように細工
（先端にゴムなどの滑りにくい物を付けると引っかけやすい）

② 窓の隙間からハンガーを通す

③ 通したハンガーをドアロック部分に引っかけて開ける

　

窓の隙間がなくても、エアーウェッジという道具などを使ってドアに隙間を作り、そこからハンガーで鍵を開けることもできます。

しかし、ドアに手を挟まれたり、ドアを壊してしまったりするリスクがあるので注意して下さい。

もし自力でのインロック解除が難しい場合は、鍵ロックセンター24まで気軽にお電話ください。

車の窓ガラスを割る

インロックで子どもやペットが閉じ込められた場合等、緊急時には最終手段として車の窓ガラスを割る方法があります。

まず、窓ガラスの破片が飛び散りすぎないようにガムテープ等を貼って割るようにして下さい。

緊急脱出用ハンマーがあれば簡単に窓が割れますが、用意できない場合は窓を割れるものを見つけて割りましょう。

窓がどうしても割れない場合は、救急隊（119番）を呼んで子どもやペット救出してもらって下さい。

車のインロック/インキーを解除する際にかかる費用

車のインロック/インキ―を解除するために、どれくらいの費用がかかるのか気になりますよね？

そこで、ここではインロック/インキ―の解除にかかる費用を「自力で車の鍵を開ける場合」と「出張鍵屋さんに依頼する場合」に分けてご紹介します。

自力で車の鍵を開ける場合

自力でインロックされた車の鍵を開ける際の費用は原則無料です。

場合によってはスペアキーを取りに帰る交通費などがかかりますが、少ない費用で開けることができる場合があります。

そのためお金をできるだけかけたくない時は自分で開けるようにした方が良いです。

しかし、自力でインロックを解除するにはスペアキーの使用や窓ガラスを割る以外だと、ほとんど開けることができません。

何時間もかけて結局インロックは解除できなかったということがないように、初めから鍵屋さんに依頼して開けてもらうことをおすすめします。

出張鍵屋さんに依頼する場合

出張鍵屋さんに依頼する場合は、さすがに無料とはいきませんが、料金が発生しその金額も鍵屋さんによって異なります。

しかし、その分出張鍵屋さんに依頼すると、鍵の知識や鍵開けの技術を持った錠前技師が、車を傷つけることなくインロックの解除をしてくれます。

また、全国対応で24時間営業の鍵屋さんは、対応エリア内であれば時間帯に関係なくすぐに駆けつけが可能です。

例えば、旅行中にインロックをしてスペアキーを取りに帰れなくても、鍵屋さんに依頼したら、遅くても数時間後（状況等によって異なる）には車の運転ができるようになります。

鍵開け料金や対応エリア等を詳しく知りたい方は、鍵ロックセンター24にお電話で気軽にご相談ください。

インロック解除後に電池切れスマートキーでエンジンはかけられる？

スマートキーの電池切れが原因で、インロックを起こしてしまった場合でも解除後に電池切れのスマートキーでエンジンを始動できる場合があります。

しかし、あくまでも緊急用の方法なので、ボタン電池がどうしても購入できない場合のみ行ってください。

電池切れのスマートキーでエンジンをかける方法は下記の3つの手順を参考にして下さい。

① ブレーキを踏む

② スマートキーをエンジンスタートボタンに当てる

③ 音が鳴ったらブレーキを踏みながらエンジンを始動する

メーカーや車種等によっては、方法が異なる場合があるので説明書等で確認しながら行うことをおすすめします。

車をインロックしてしまう原因と対策

車のインロックをしてしまうにはいくつか原因があります。

その原因を理解することで、インロックを防ぐ対策を行うことができるので参考にしてください。

車のインロックの原因は下記の4つです。

　
　

原因１ ドアを施錠したまま閉めてしまう

ドア鍵が施錠されている状態でドアノブを引いたまま閉めると、鍵がかかってしまうことがあります。

この時、車の鍵（ギザ鍵やキーレスキー）を車内に残したままだとインロックになり、外からは鍵を開けることができません。

このようなインロックの対策としては、車の外に出る際は、常に鍵をもつことが大事です。

鍵を持っていれば、うっかり施錠したままドアを閉めても、インロックすることはありません。

原因２　子どもやペットが車内から施錠してしまう

子どもやペットがスマートキーやキーレスキーに触れられる状態だと、車内から誤って施錠し、鍵を開けられなくなることがあります。

そのため、子どもを乗り降りさせる際にインロックになるケースも少なくないです。

対策としては、子どもやペットを乗り降りさせる際に、1箇所以上の窓を全開にするようにしましょう。

また、スマートキーを子どもやペットに触れさせないようにすると、誤ってボタンを押すこともありません。

しかし、買い物など、子どもにスマートキーを持たせて車を離れる場合は、付属しているメカニカルキーを抜いて車を離れるといいです。

メカニカルキーがあれば、車内から鍵をかけられても鍵穴から開けることができます。

原因３　スマートキーの電池が切れている

スマートキーの電池が切れると電波が届かなくなり、車の受信システムが機能しなくなります。

そのため、電池切れのスマートキーを車内に置いて車を出ると、「スマートキーが電波の届く範囲外にある」と車が認識し、自動でロックされることもあるようです。

これがインロックになる原因になります。

また、電池残量が少ない時でも起こることがあるので注意してください。

スマートキーの電池切れによるインロックを防ぐには、電池を定期的に交換するようにしましょう。

一般的に、スマートキーの電池は1～2年で消耗するといわれているので、1～2年に1回電池の交換をするといいです。

この記事では、車の合鍵・スペアキーの作成する方法をご紹介します。また、車の鍵作成にかかる費用もご紹介します。車の鍵作成は、依頼する業者や車の鍵の種類などによってかかる費用が異なるので参考にしてください。

原因４　スマートキーの電波が届いていない・受信されない

スマートキーが故障した、電波の範囲外にある、外部要因で電波が遮断される等が起こると、スマートキーからの電波は受信されません。

そのため、電池残量があるスマートキーでさえも、車内に置いて外に出ると、ロックがかかり外から鍵を開けられなくなることがあります。

スマートキーの故障等が原因の場合、インロックを直接防ぐことはできません。

しかし、スペアキーがあるとインロック解除が簡単にできるので、スペアキーが無い方は鍵屋さん等に依頼して作ってもらいましょう。

車の鍵を作成する方法を詳しく知りたい方はこちらのコラムを参考にして下さい。

インロックはJAFやロードサービスで開けてもらえる？

車のインロックは、JAFや他のロードサービスでも鍵を開けてもらえる場合があります。

一部有料でのサービスとなりますが、鍵開けサービスが利用できます。

しかし、JAFなどは鍵開け以外にも多くの依頼が来るため、駆けつけに時間がかかる可能性が高いです。

また、ロードサービスは鍵開け専門ではないため、特殊な鍵に対応できないケースやピッキングが得意でない作業員に当たってしまうこともあります。

まずは、24時間全国対応の鍵屋さんに依頼することをおすすめします。

インロックでお困りの際は鍵ロックセンター24にお任せください

鍵ロックセンター24は、24時間365日全国対応のため、日中のみならず深夜や早朝でもすぐに駆け、即日にインロックを解除することができます。

国産車や外車などあらゆる車種でも鍵開けの実績があるため経験も豊富です。

さらに、その場で鍵作成もできるので、スマートキーの故障で起きたインロックでも、その日の内に車を利用できます。

もし、「インロックを急ぎで開けて欲しい場合」や「車を傷つけずに開けて欲しい場合」などは、技術のある鍵ロックセンター24まで一度ご相談ください。

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