ダイヤル式ポストの開け方が分からない時や暗証番号を忘れた時の開け方
ダイヤル式ポストが開かない時やダイヤルの番号を忘れてしまった場合どう対処していいか難しいですよね。
そこで今回は、ダイヤル式ポストの正しい開け方や開かない時・暗証番号を忘れた時の対処法などをご紹介します。
また、ポストが開かなくなる原因や対策なども紹介します。
目次
- ダイヤル式ポストが開かない原因
- ダイヤル式ポスト/郵便ポストの暗証番号を忘れた時の対処法
- 業者に依頼してダイヤル式ポストを開ける方法
- 正しいダイヤル式ポストの開け方
- 他の方法でダイヤル式ポストを開ける
- ダイヤル式ポストの鍵が壊れている場合は鍵交換しよう
- ダイヤル式ポストの暗証番号は変更できる?
- ダイヤル式ポストが開かなくなる現象を防ぐ方法
- ダイヤル式ポストが開かない・壊れた際は鍵ロックセンター24にお任せください
ダイヤル式ポストが開かない原因
ダイヤル式ポストが開かない原因をご紹介します。
原因によっては解決方法も異なるので、一度ご自身のダイヤル式ポストがなぜ開かないのかを把握しておきましょう。
ダイヤル式ポストが開かない原因は下記の5つが考えられます。
- ・ダイヤル式ポストの暗証番号が間違っている
- ・ダイヤルがリセットされていない
- ・ダイヤル式ポストの開け方が間違っている
- ・ダイヤル式ポストが壊れている
- ・ダイヤル式ポストの中身が詰まっている
ダイヤル式ポストの暗証番号が間違っている
まずダイヤル式ポストが開かない原因として、暗証番号が間違っている可能性があります。
管理会社から聞いた番号が元々間違っていたり、聞き間違いをしていたりするケースも少なくないです。
そのため、正しくダイヤルを回していても開かない場合は、大家や管理会社に一度番号を確認しましょう。
しかし、急いでダイヤルを回していたため、番号の目盛りがズレていたという場合もあるので注意して下さい。
ダイヤルがリセットされていない
郵便ポストのダイヤル番号は合っているのに開かない場合は、ダイヤルがリセットされていないことが多いです。
ダイヤルを一度リセットしないと違う番号が反映されてしまうので、ポストの鍵は開きません。
そのためダイヤル式ポストを開けた後は、ダイヤルをリセットしておくと次回ポストを開けるのが楽になります。
ダイヤルのリセット方法は後ほどご紹介します
ダイヤル式ポストの開け方が間違っている
ポストが開かない場合は、ダイヤル錠の開け方を間違えているかもしれません。
初めてダイヤル式ポストを使う時は、開け方が分からなかったり、間違った方法で開けていたりするので、正しいダイヤルの回し方を習得しましょう。
ダイヤル番号の桁が2桁の場合と3桁の場合では、開け方が異なるので注意してください。
正しいダイヤル式ポストの開け方は後ほど解説します。
ダイヤル式ポストが壊れている
経年劣化により、ダイヤル錠が壊れてポストが開かなくなってしまうことがあります。
劣化以外にも、ポストの設置環境(海沿い等)や使用方法(無理やり開けようとする等)によっては故障・破損が起きやすいです。
ダイヤル錠が錆びている、空回りしている場合は、故障が原因と考えられるので鍵交換をしましょう。
しかし、鍵の状態次第ではメンテナンスで直ることもあるので試してみて下さい。
メンテナンス方法は後ほどご紹介します。
ダイヤル式ポストの中身が詰まっている
郵便物を放置しすぎていると、ダイヤルの内側にある金具が圧迫され鍵が壊れる可能性があります。
また、鍵が正常に動かせず開かないということもあります。
そのため郵便物が詰まって開かない時は、投入口から郵便物を引き抜いて開けてみましょう。
ダイヤル式ポストの説明書にも、郵便物をため過ぎないようにと記載されているので、日ごろから整理してくことをおすすめします。
ダイヤル式ポスト/郵便ポストの暗証番号を忘れた時の対処法
ダイヤル式ポストの暗証番号を忘れてしまった場合、どうすればいいのかをご紹介します。
賃貸や戸建て、会社・施設の郵便ポストによって対処法が異なるので、ご自身のポストに合うものを確認してみて下さい。
- ・マンションやアパートなどの賃貸の郵便ポスト
- ・会社やその他施設の郵便ポスト
- ・戸建て住宅などの個人の郵便ポスト
マンションやアパートなどの賃貸の郵便ポスト
マンションやアパート等の賃貸物件にある郵便ポスト(集合ポスト)の場合は、入居時にもらう書類を確認しましょう。
その書類の中にダイヤルの番号が記載されていることがあります。
もしダイヤル番号が記載されていない場合は、大家さんや管理会社に問い合わせましょう。
管理会社等がダイヤル番号を控えていたり、鍵開け業者を手配してくれたりすることもあります
自分自身で鍵開け業者を呼びたい場合は、トラブル防止のため管理会社や大家さんに許可を取ってから行うようにしてください。
会社やその他施設の郵便ポスト
会社やその他施設の郵便ポスト番号を忘れた場合は、ポストの管理者や施設スタッフ、会社や施設がある建物の管理会社等に相談しましょう。
もしそれでも解決しなかった場合は、鍵屋さんなどの業者に依頼してください。
この時、会社や施設管理者に了承を得てから鍵業者に依頼しましょう。
戸建て住宅などの個人の郵便ポスト
戸建て住宅等、個人で郵便ポストを所有している場合、メーカーに問い合わせると番号を教えてもらえることがあります。
この方法なら簡単にダイヤル式の郵便ポストを開けることができます。
また、自力でダイヤル錠の解錠や破錠したり、鍵屋さんに依頼したりして鍵を開けるのも良いです。
メーカーへのダイヤル番号の照会方法、自力で開ける方法などは後ほどご紹介します。
業者に依頼してダイヤル式ポストを開ける方法
ダイヤル番号がどうしても分からない、急ぎで開けてほしいなどの場合は、業者に依頼してダイヤル式ポストを開ける方法もあります。
業者に依頼する方法は下記の2パターンを参考にしてください。
- ・メーカーから暗証番号を教えてもらう
- ・鍵屋さんに依頼して開けてもらう
メーカーから暗証番号を教えてもらう
一部のメーカーでは、必要な情報を伝えると暗証番号を教えてもらえる場合があります。
例として、Nasta(ナスタ)のダイヤル式ポストが開かない場合は、番号照会に品番と標識番号シールの番号が必要です。
標識番号シールはポストの投入口から見える場所にあります。
しかし賃貸の場合、管理会社や大家さんを通してからでないとダイヤル番号を教えてもらえないことがあるので注意してください。
問い合わせ方法や番号照会に必要な情報はメーカーによって異なるので、詳しくは各メーカーのホームページ等で確認しましょう。
鍵屋さんに依頼して開けてもらう
鍵屋さんに依頼してダイヤル式ポストを開けてもらいましょう。
ポストの鍵を急ぎで開けてほしい時でも、鍵屋さんならその日の内にダイヤル錠を壊さず開けることができます。
また、ダイヤル錠の故障が原因で鍵が開かない場合は、鍵交換もできます。
お金はかかってしまいますが、適正な鍵選びと正確な鍵交換をしてもらえるのでおすすめです。
正しいダイヤル式ポストの開け方
正しいダイヤル式ポストの開け方をご紹介します。
ポストを自分で開けたいという場合はこちらを参考にして下さい。
もし、郵便ポストがダイヤル式南京錠でロックされている場合は、こちらのコラムを参考に開けるといいです。
まずはダイヤル式ポストをリセットする
まずはダイヤルをリセットします。
ダイヤルがリセットされないと、正しい番号で回しても開かないことがあるので注意してください。
リセット方法は、ダイヤルを右に2周以上回すまたは、左に2周以上回すだけです。
ダイヤルのリセットは忘れやすいので、ダイヤルを2周以上回してから番号を合わせていくクセを付けておきましょう。
ダイヤル式ポストの開け方(2桁の場合)
ダイヤル式ポストのほとんどが2桁のダイヤル番号となっています。
2桁のダイヤル錠には親番号と子番号があり、最初に合わせる番号が「親番号」、次に合わせるのが「子番号」です。
今回はダイヤル式ポストの親番号が「4」、子番号が「7」と仮定して開け方を解説します。
①ダイヤルをリセットしたら、右に2回「4」で止める
ダイヤルを右に回して「4」で止め、もう一度右に回して「4」で止めるイメージです。
②次に左に回して「7」が来るところでダイヤルを止める
ダイヤルが1つでもズレると鍵が開かないので、その場合はもう一度ダイヤルリセットからやり直してください。
③ダイヤルを引っ張るとポストが開く
もしダイヤル番号が合っていない状態で無理に開けようとすると、鍵が壊れることがあるので注意してください。
ポストの種類によっては(海外メーカー等)、ダイヤルを回す向きが逆になることが多々あるので注意してください。
ダイヤルを回す向きとしては、左「4」→ 左「4」→ 右「7」です。
ダイヤル式ポストの開け方(3桁の場合)
もしダイヤル式ポストの鍵が3桁の場合は、
① 右にまわして「親番号」で止めるのを3回
② 左にまわして「子番号」で止めるのを2回
③ 右にまわして「孫番号」で止める
の順番でダイヤルを回す必要があります。(ポストによっては回す向きがそれぞれ逆になる)
しかし、ほとんどの3桁ダイヤル錠は金庫などに使われていることが多いです。
家庭用の3桁のダイヤル式ポストは、3つのダイヤルが独立しているタイプがほとんどなので、それぞれ番号を揃えてポストを開けて下さい。
他の方法でダイヤル式ポストを開ける
ダイヤル式ポストが開かない・番号忘れの際は、ダイヤルを適当に左右に回して奇跡的に鍵が開くという裏技のような開け方ができるかもしれません。
しかし、鍵屋さんのようにダイヤルを回しながら音や感触で番号を当てたり、適当にダイヤルを回して開けたりするのは、時間もかかる上に難易度が高すぎるため、現実的ではありません。
そのため、どうしてもダイヤル式ポストが開かない、ダイヤル番号が分からない際に自分でどうにかしたい場合は、下記の2つの方法を参考にダイヤル式ポストを開けてみて下さい。
- ・すべての数字の組み合わせを試す
- ・ダイヤル式ポストを壊して開ける
すべての数字の組み合わせを試す
全ての数字の組み合わせを試すとダイヤル式ポストを開けることができます。
時間はかかりますが、ダイヤル錠も壊さず、お金もかからない方法です。
もし、時間をかけたくないという場合は設定しそうな番号から試してみるのも良いかもしれません。
また、急ぎの場合は24時間営業の鍵屋さんに依頼すると、夜間でも駆けつけてダイヤル式ポストを開けてくれます。
ダイヤル式ポストを壊して開ける
ダイヤル式ポストの番号がどうしても分からない、ダイヤルが壊れている場合は、ダイヤル錠を破壊して開ける手段もあります。
やり方としては、ドリルなどでダイヤル部分を壊します。
しかし、ダイヤル錠を壊すとポストも変形や穴が開いたりして、使えなくなる可能性があるので注意してください。
ダイヤル錠を壊した後は、鍵交換か新しくポストを購入することになります。
ダイヤル式ポストの鍵が壊れている場合は鍵交換しよう
ダイヤル錠が錆びや空転して完全に壊れている場合は、鍵交換をしましょう。
自力でダイヤル錠の交換をすることもできますが、サイズ選びや取り付けを失敗することもあるので注意してください。
鍵交換は工具や鍵の用意、適正な作業が必要になるため、鍵屋さん等の業者に依頼することをおすすめします。
鍵屋さんでは鍵選び~鍵交換作業まで行ってくれるので、その日の内にポストの鍵交換を終えることができます。
ダイヤル式ポストの暗証番号は変更できる?
メーカーや商品の種類によってダイヤルの暗証番号を変更することはできます。
しかし、ダイヤルの番号変更ができないポストの方が多いです。
そのため、番号を変更した場合は、ダイヤル錠の交換をする必要があります。
ダイヤルの番号変更ができるメーカーとして リクシル(LIXIL)がありますが、鍵が開いている状態でないとできないので注意してください。
ダイヤル式ポストが開かなくなる現象を防ぐ方法
郵便ポストには大事な書類が入っていることもあるので、急に開かなくなってしまうと大変ですよね。
そのため、日ごろから対策を取っておくのが大事です。対策も簡単なので安心して下さい。
ダイヤル式ポストが開かなくなる現象を防ぐには下記の3つです。
- ・ダイヤル式ポストの暗証番号をメモしておく
- ・郵便物をため過ぎない
- ・ダイヤルのメンテナンスをする
ダイヤル式ポストの暗証番号をメモしておく
まず、ダイヤル式ポストの暗証番号をメモしておきましょう。
賃貸物件の場合、入居時の書類に記載されていることがあるので、無くさないように保管してください。
紛失が心配な方は、写真を撮って残しておくと安心です。
しかし、ダイヤル番号の写真を他人に見られないように気を付けてください。
郵便物をため過ぎない
郵便物をため過ぎていると、鍵が壊れたりダイヤルが回りづらくなったりします。
そのため郵便物は取るようにしましょう。
もし長期で家を留守にする予定があったら、事前に郵便や新聞などを止めておくことをおすすめします。
郵便をため過ぎている場合は、ダイヤル錠の故障だけでなく空き巣に狙われる危険性もあるので気をつけてください。
ダイヤル錠のメンテナンスをする
鍵は、環境や年数によって錆びたり、潤滑が悪くなったりします。
そのため、定期的にメンテナンスをすることでダイヤル錠を長持ちさせましょう。
メンテナンス方法としては下記の3つが挙げられます。
・ダイヤル錠が濡れていれば水分を拭き取る
・エアダスターなどでダイヤル錠の隙間にあるホコリを飛ばす
・ダイヤル錠の金具部分に鍵穴用潤滑スプレーをかける
油分の多い潤滑スプレーだとホコリが固まり、徐々にダイヤルが回しにくくなるため注意してください。
ダイヤル式ポストが開かない・壊れた際は鍵ロックセンター24にお任せください
ダイヤル式ポストが開かない場合や鍵が壊れた場合は、鍵ロックセンター24にお任せください。
鍵ロックセンター24では、ダイヤル式ポストの鍵開けから鍵交換まで対応しています。
また24時間営業のため、急ぎの際や夜間でもすぐに駆けつけることができます。
ポストが開かない、ダイヤル番号が分からない、ダイヤル錠が壊れているという場合は、一度鍵ロックセンター24にご相談ください。