ディンプルキーの特徴や価格、鍵交換・合鍵作成にかかる費用・方法などを詳しく解説

ディンプルキーの特徴や価格、鍵交換・合鍵作成にかかる費用・方法などを詳しく解説


近年、一軒家や集合住宅でディンプルキーが採用されていることが多くなりました。

そこで今回は、ディンプルキーとは何かディンプルキーのメリット・デメリットも含めて解説します。

また、ディンプルキーの価格やディンプルキーへの鍵交換や合鍵作成の費用・方法なども紹介します。




ディンプルキーとは

ディンプルキーとは

ディンプルキーとは、鍵の表面に複数の凹凸がある鍵です。

ディンプルキーは、防犯性の高い鍵なので、築年数の浅いマンションやアパートなどの賃貸住宅で多く採用されています。

また、戸建てや年数のある賃貸住宅でも、ディンプルキーへ交換することが増えており、ディンプルキーが主流になってきています。



ディンプルキーの仕組み

ディンプルキーの仕組み

ディンプルキーは基本的にピンシリンダーと同じ構造をしていますが、ピンの配列や数が異なります。

ピンシリンダーのピンは上からの配列ですが、ディンプルキーの場合は上下、左右、斜めなど複数の方向に配列することが可能です。

ピンの配列や数が多くなると鍵の構造が複雑になるため、ピンキング開錠が困難になっています。



ディンプルキーのメリット

ディンプルキーのメリットをご紹介します。

ディンプルキーのメリットは、下記の2つです。



    • ・ディンプルキーは防犯性が高い

    • ・ディンプルキーは耐久性がある


ディンプルキーは防犯性が高い

ディンプルキーは防犯性が高い


ディンプルキーは物によって差はありますが、防犯性が高いです。

ピンの数が多く全てのピンを合わせにくいためピッキングによる侵入を防ぐことができます。

また、ディンプルキーの中には破壊開錠に強いものもあるので、簡単には壊されません。

そのため、コスパ良く防犯性を高めたいならディンプルキーがおすすめです。


ディンプルキーは耐久性がある

ディンプルキーは耐久性がある


耐久性が強いのもディンプルキーの特徴です。

ディンプルキーは一般的なギザ鍵よりも摩擦が少なく、鍵が削れて形が変わるということがほとんどありません。

また、摩擦で鍵のすり減りが少ないので、鍵が折れにくいという特徴もあります。

しかし、使用する環境や使い方次第で負荷が大きくなり壊れることがあるので、注意して下さい。





ディンプルキーのデメリット

次にディンプルキーのデメリットをご紹介します。

ディンプルキーのデメリットは下記の2つです。



    • ・ディンプルキーの価格が高い

    • ・ディンプルキーの合鍵作成場所が限られる


 

ディンプルキーの価格が高い

ディンプルキーの価格が高い


ディンプルキーの鍵穴内は、ピンの数が多く、また複雑な構造をしているため防犯性に優れています。

それゆえに価格も高く、中には数万円以上するものもあります。

また防犯性が高い分、鍵開けや鍵作成等も難しく、料金が高くなる傾向にあるので注意しましょう。


しかし、ディンプルキーは種類が豊富にあり、防犯性や価格も異なります。

そのため、ご自身に合った防犯性や価格のディンプルキーを選ぶようにしましょう。


ディンプルキーの合鍵作成場所が限られる

ディンプルキーの合鍵作成場所が限られる


ディンプルキーは、鍵の作成が難しく、専用の機械がないと作成できません。

そのため、専用の機械のある鍵業者に鍵作成を依頼するか、メーカーに鍵を注文する必要があります。


しかし、メーカーに鍵を注文する場合数週間かかることがあるので、急ぎの場合は技術のある鍵屋さんに依頼するのがおすすめです。



ディンプルキーに交換するには

ディンプルキーに鍵交換する方法は、自分でするか鍵屋さんに依頼するかの2つです。

これら2つの方法を鍵交換費用も含めてご解説します。


ディンプルキーの鍵交換を自分でする

ディンプルキーの鍵交換を自分でする


自分でシリンダーのみの交換をする場合は、既存の鍵の型と同じ型になっているディンプルキーを選ぶ必要があります。

また、自分で錠前ごと鍵交換する場合は、ドアの厚みやフロントの幅・高さなどのサイズを測る必要があります。

鍵の型違いやサイズ違いがあると、鍵交換できず無駄なお金と時間を費やすことになるので、こちらのコラムを参考に行ってください。





鍵屋さんに依頼してディンプルキーの鍵交換をする

鍵屋さんに依頼してディンプルキーの鍵交換をする


鍵屋さんに依頼してディンプルキーに鍵交換する場合は、電話で依頼するだけでその日の内に鍵交換することができます。

鍵選びから鍵交換作業まで全て任せることができるので、急ぎで鍵交換したい方や鍵交換を失敗したくない方におすすめです。

鍵ロックセンター24は、24時間365日ディンプルキーの鍵交換に対応していますので、お気軽にご相談ください。



ディンプルキーの鍵交換費用

ディンプルキーの鍵交換費用


自分でディンプルキーに鍵交換する際の費用は、鍵の購入費用と工具の費用のみです。

そのため数千円~の料金になっており、防犯性の高いディンプルキーだと数万円することもあります。

一方鍵屋さんに依頼する場合は、適した鍵の選定や正確な交換作業をしてくれるので、自分で鍵交換するよりも高くなることが多いです。

そのため費用は、メーカーや防犯性の高さなどによって異なりますが数万円~となっています。

詳しい費用は、通販サイトもしくは鍵ロックセンター24( 0120-117-024 )まで気軽にお電話ください。





ディンプルキーの合鍵を作るには

一般的に、合鍵を作成する場合はホームセンター、メーカー、鍵屋さん(店舗型を含む)で行います。

ディンプルキーの鍵作成は、ホームセンター、メーカー、鍵屋さんの3つの場合でどう違うのかを鍵作成費用も含めて解説します。


ディンプルキーの合鍵はホームセンターで作れる?

ディンプルキーの合鍵はホームセンターで作れる?


ホームセンターでディンプルキーの鍵作成はできないことが多いです。

ホームセンターには、ディンプルキーの鍵作成に必要な機械がないところがほとんどなので、鍵作成を断られる可能性があります。

仮にホームセンターでディンプルキーの合鍵作成ができたとしても、鍵の精度が低いことが多いので注意しましょう。


メーカーにディンプルキーを発注する

メーカーにディンプルキーを発注する


メーカーにディンプルキーを発注する際は、鍵番号が必要で、場合によってはセキュリティカードが必要です。

セキュリティカードとは、不正に鍵を複製させないためのもので、鍵番号とカードにある番号が照合できないと合鍵が作れません。


鍵番号は元鍵の表面に刻印されていることが多いです。

セキュリティカード がある場合は、鍵番号とカードにある番号も一緒に入力・記載して鍵を注文してください。

セキュリティカードがない場合は、鍵番号だけで大丈夫です。


メーカー発注の場合、ディンプルキーが届くまでに1~2週間程かかるので、すぐに鍵が欲しい場合は注意しましょう。


鍵屋さんに依頼してディンプルキーの合鍵を作る

鍵屋さんに依頼してディンプルキーの合鍵を作る


鍵屋さんに依頼する際は、鍵屋さんにその日の内にディンプルキーの鍵作成ができます。

店舗型鍵屋さんの場合は、元鍵が必要な場合がありますが、出張鍵屋さんの場合は、鍵穴から鍵作成できるので元鍵は必要ないです。

そのため、鍵紛失など元鍵を用意できない場合は、出張鍵屋さんに依頼することをおすすめします。





ディンプルキーの合鍵作成料金

ディンプルキーの合鍵作成料金


ディンプルキーの鍵作成料金は、メーカーだと4000円前後~のところが多いです。

店舗型の鍵屋さんの場合は4、5000円前後~の料金になります。


しかし、ディンプルキーのメーカーや種類によって料金が高くなることがあるので注意してください。

また、元鍵なしで鍵穴から鍵作成する場合も、作成する際にそれなりの技術が必要なため料金が高くなりやすいです。


詳しい鍵作成方法や鍵作成の料金などを知りたい方は、こちらのコラムを参考にして下さい。





各鍵メーカーのディンプルキー例

各鍵メーカーのディンプルキー例


各鍵メーカーのディンプルキーの一例をご紹介します。

今回ご紹介するメーカーは下記の5つです。


MIWAのディンプルキー

 MIWAのディンプルキー


MIWA(美和ロック)のディンプルキーで代表的なのは、PRシリンダーJNシリンダーです。


PRとJNは両方ともピッキングや破壊開錠の耐性が強く防犯性に優れた鍵となっています。

特にPRは、全てのタンブラーが同時に揃わないと鍵が回らないようになっており、よりピッキングされにくい鍵となっています。

また、タンブラーがメインタンブラーとサイドタンブラーの2種構造になっているため、複製が困難な安全性の高い鍵です。


GOALのディンプルキー

GOALのディンプルキー

GOAL(ゴール)のディンプルキーの種類は、V18シリンダーGVシリンダーGPシリンダーの3つです。


特にV18は、GOAL独自で開発したディンプルキーで、上と左右の3方向に6本ずつの計18本のアンチピッキングピンを配列しています。

また、V18シリンダーは耐ピッキング性能や耐鍵穴壊し性能が10分以上になっているものもあり、不正開錠に強い鍵です。


ALPHAのディンプルキー

ALPHAのディンプルキー


ALPHA(アルファ)のディンプルキーで代表的なのは、FBロックシリンダーです。


FBロックは、水平方向に2列、斜めに2列アンチピッキングピンを配列した構造になっています。

FBロックの先端にはフローティングボールが内蔵されているため、鍵の複製が困難です。

また、セキュリティカードがないと合鍵の作製もできないので、勝手に合鍵が作られる心配がありません。


dormakaba(KABA)のディンプルキー

dormakaba(KABA)のディンプルキー

dormakaba(ドルマカバ/KABA)のディンプルキーの種類は、kaba star plus(カバスタープラス)、kaba star neo(カバスターネオ)、kaba ace(カバエース)の3つです。


カバスタープラスとカバスターネオは、5列の最大26のピンを配列し、登録制のディンプルキーとなっているため防犯性に優れています。

特に、カバスタープラスは、鍵番号、シリアルナンバー、暗証番号の3つがないと合鍵を作成できないようになっており不正コピーが困難です。


カバスターエースは3つのディンプルキーの中でも最も安価で利便性、コストパフォーマンスの良い鍵となっています。


U-SHIN SHOWAのディンプルキー

U-SHIN SHOWAのディンプルキー

U-SHIN SHOWA(ユーシン・ショウワ)のディンプルキーの種類は、XシリンダーNXシリンダーの2つです。


特にNXシリンダーは、3つの方向にピンが配列され、理論鍵違いが11兆通りもある鍵となっています。

また、NXシリンダーはスリバチ状のキーシリンダーを採用しているため、差し込みがスムーズで使いやすいという特徴もあります。



ディンプルキーはこんな人におすすめ

ディンプルキーはこんな人におすすめ

ディンプルキーは、ピッキングや破壊開錠、鍵の複製もされにくいため防犯性が高いため、鍵の防犯性を高めたい方におすすめです。

値段は少し高いですが、防犯性の高い鍵の中ではコストパフォーマンスが良いので、気軽に交換することができます。

玄関や勝手口など、防犯面が気になる方は、ディンプルキーに交換することをおすすめします。





ディンプルキーのことなら鍵ロックセンター24にお任せください

ディンプルキーのことなら鍵ロックセンター24にお任せください。

鍵ロックセンター24では、ディンプルキーの鍵開けや鍵交換、鍵作成などに即日対応しています。

また、24時間営業の深夜や早朝、急なトラブルでもすぐに駆けつけが可能です。


ディンプルキーへ鍵交換を検討中の方や鍵選びでお困りの方は、鍵ロックセンター24まで気軽にご相談ください。


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